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頂き物です!!(宝物とも言う 15

 strength の MIZUKI 様より
 素敵な!!SSを頂きました!!
 本当にありがとうございます♪
 
 MIZUKIさんからのリクエストで
 アイコンを作りました所…
 こちらからもリクエストしたのを
 書いて下さいました!!
 ありがとうございます(^-^
 堂郁の甘いのですよ!
 嬉しいな~~~♪
   

↓こちらがMIZUKIさんからのリクエストの
  お姫様をさらう魔王 です。

         koma+mari-05.gif
      
 掻っ攫うのではなく一緒に逃亡にも見えるのは
 気のせいですからw
 申し訳ないですが、お持ち帰り禁止です。


             koma-16.gif
            ※↑このアイコンはMIZUKIさんに
              贈呈なのでMIZUKIさん以外は
              お持ち帰り禁止です。


※時期は別冊Ⅱぐらいです。ネタばれありなのかな?
  一応ご注意下さいませ!
 ↓皆様!!どうぞ!!
 
              大好き 







階段を早足で駆け上がり時計を見ると到着の時間を2分過ぎていた。
既に降り立った人で混みあう改札内から、頭ひとつ飛び出た郁を発見した。

「郁っ!」
「あっ!」

ご主人様を見つけた仔犬のような顔を浮かべた郁がブンブンと大きく手を振る。
あんなに振ったら周囲の邪魔だろうに、と苦笑いを浮かべながらも小さくそれに答えた。

「待たせちゃいました!?」
「いや、俺も今着いたところだ。」
「良かったーっ。」
「もっとゆっくりしてきても良かったんだぞ?」

そう言いながら一瞬頭を撫でて、手を取る。
指先を交差させて繋ぐと郁の手がひんやりとしているのがわかった。

「どした?手、」
「はい?」
「冷たいぞ?」
「そですかー?・・手を振り過ぎたかな?」
「あぁ、あれは周囲の迷惑になるから、振るならもう少し小さく振れ。」

俺がそう言って笑うと、”はぁい”と小さな返事が返ってきた。

「久しぶりに会った友達は元気だったか?」

先ほど駆け上がってきた階段を今度は郁と一緒にゆっくりと下る。
歩きながら友達の話を電光石火の如く話り始めるだろうと思っていたのに予想に反して
なかなか切り出さない。俺の質問にも小首を傾げながら頷くという変な仕草で返された。

「何かあったか?」
「・・・こういう時、何した?って聞かないんですね。」
「そんなの顔見りゃわかる。今のお前は何かした顔じゃなくて何かあった顔だ。ついでに酔ってもいないしな?」

そこまで言うと、郁の顔に笑みが漏れた。
買ったばかりの靴を履いて家を出た事を思い出し”タクシー乗るか?”と聞いてみたら素直に頷く。

「足、痛いのか?」

タクシー乗り場で靴を見つめながら一応聞いてみたが、それには首を振って否定して
”早く帰りたいから”と小さく呟いた。

「そうか。」

それ以上は追及せずに、横付けされたタクシーに乗り込んだ。
行き先を告げ、郁の手を握り直す。緊張が解け始めたのかいつもの温かさを取り戻していた。








図書隊に入って以来、なかなか会えずにいた友人達に久しぶりに会った。
同窓会と呼べる程の人数では無かったけれど、親しかった面々は殆ど出席しており
図書隊の特殊部隊に所属してる郁の登場には皆が歓声を上げてくれた。

「あんたいつも来らんないからさー!」
「元気だった!?ってか変わんないね!」
「結婚したんだよね!?おめでとう!!」

結婚式の二次会に来られなかった人からは結婚のお祝いの言葉をかけられた。
年末も実家に帰っていなかったので当然といえば当然だが、声をかけてくれる皆も相変わらずで懐かしい。
昔やった自分のドジ話も今は笑いのネタになるだけ助かるというもの。
乾杯とグラスを合わせた瞬間は、とても気持ち良かった。

「図書隊だもんねー。凄いよねー。」
「旦那も図書隊なんだって?」
「どんな人?」

一般の環境にいる子達は、珍しく登場した郁に関心しきりで引っ張りダコ状態になった。
ひとつひとつ質問に笑いを交えながら話したつもりだったけれど、
直属の上司が旦那になったと言う話は皆の興味を煽るだけで収拾がつかなくなっていった。

「旦那と職場も一緒だと辛くない?」
「辛くないよー?職場では厳しい人だけど家では優しいし。」
「結婚しても所属とか変えられたりしないの!?」
「そこは一般的な会社勤めとは違うかもしれない・・・図書隊だし、特殊部隊だから。」

と自分でそんな事を話しながら頭に玄田隊長の顔が浮かぶ。
普通なら班ぐらいは編成しなおされそうなものだが、玄田は面白がるばかりで変える気はさらさらないようだ。

「怪我とか大丈夫なのー?」
「うん、今のところは大した怪我とかないよ・・・あっ、篤さんはちょっと危なかった時あったけどね・・・。」

脳裏に真っ青な顔の堂上が浮かんだけれども瞬時に掻き消して、できるだけ全員に気を配りながら話した。
けれどもやはりどうしても図書隊の話ばかりに集中してしまい、郁のひとり舞台になってしまう。
他に図書隊に入った子は居なかったし、報道と内部の違いというのにまで突っ込まれはじめ
殆どが郁の話を皆が聞き入ってる状態になってしまった。
根気強く話し続けていたので全く酔えない。
皆の関心の種が蒔き終わり興味が薄れた頃には、すっかり疲れ果ててしまった。
先ほどまで質問攻めだった面々は聞いてる間に飲んだ酒ですっかり酔いが回ったらしく
次に行く店の話などで盛り上がっていた。

「はい、これあげる。」
「ありがとー。」

親友とも言うべき奈津子が烏龍茶を郁に渡しながら隣に座った。

「疲れた?」
「んーー・・ちょっと。」

皆には聞こえないぐらいの音量で素直に答えて、目の前のおつまみをやっと口にした。
それまで白ワイン一杯をチビチビ呑むのが精一杯だった。

「みんな興味深々だったからね。」
「あたしにってより、図書隊にだよね。」
「なに、珍しく悲観してんの?」
「違うよー。私も図書隊に入ってなかったら皆と同じこと質問したと思うもん・・。」

だから悲観してる訳じゃない、と付け加えて冷めきった唐揚げに手を伸ばした。
もうちょっと親しい友達に絞り込まれた飲み会から参加すれば良かったかな、
という本音はモチロン胸のなかにだけ閉まっておく。

「ところで、堂上教官はお元気?」
「ところでって何よ?」

笑いながら答えた。
質問攻めとは違う、此方への配慮が十分見える奈津子の柔らかい表情と言葉は救いだった。

「だって、あんたの旦那カッコいいからさ。」
「カッコいい?やっぱり?」

ニヤっと笑いながらこんな風に答えられるのも高校時代の友人だからだろう。
自分が教官をどう思ってるか、という事に必死だった郁にしてみると
一般的に教官が”カッコいい”と称される分類に入る事は小さな衝撃だった。
好き過ぎて”気付かなかった”と言った方が正しいかもしれない。

「タキシード着ててもわかる筋肉のラインとかさ~。いいよねぇ~。」
「おいっ!人の旦那をどんな目で見てんだっ!?」

お互い冗談だとわかってて言ってるので突っ込みも極めて明るい。
こんな会話だけで急に食べ物が美味しく感じるのだから女って不思議な生き物だ。

「いいなー。ラブラブの旦那って。憧れちゃう。」
「奈津子だって彼氏いるじゃん。」

先ほど待ち合わせの時に写真を見せてもらった感じだと大人しそうな人だったけれど
奈津子自身がよく喋って笑う子なのでバランスが取れてるように思えた。

まぁね、なんて笑う顔は幸せそうだし。
いまひとつ図書隊の話ばかりで普通の会話を交わせなかった友人達も皆それぞれ元気そうだし
郁の目からは幸せそうに見えた。

コトン・・・

グラスが机に置かれる音がして、次の店が決まったらしい事を告げる幹事の真由美が隣に座った。

「次の二次会すぐ近くの店になったから、笠原も行くよね?」
「あ、ごめん。あたし明日仕事が早いんだ。今日はこれで帰るね。」

朝一番で訓練が入っているのでそろそろ帰宅しなければならない・・・。
でもそれは参加する前から伝えてあった筈なのに、と少し引っかかるものを感じた。

「旦那うるさいの?」
「違う違うー。朝一で訓練なんだ。」
「そうなんだ。」

真由美はつまらなそうな顔をしてそう言うと、赤ワインのグラスを呷っていた。
隣の奈津子に助けを求めるように見つめると、コチラもどうしたものかという表情を浮かべている。
真由美は昔からなんでもズケズケ言うタイプだったが後を引かずサッパリしていたので郁としては付き合いやすいかった筈だけれど。

「子供はもう大きいんだっけ?」

場の空気に負けて思わず口にした言葉は世間話だった。
真由美の眉毛がピクっと動く。

「三歳。旦那は夜遅く帰って来て寝るだけだから、今日は実家に子供を預けてきた。だからゆっくり飲めるわ。」
「そ、そうなんだ。」

会話はそこで終わってしまい困っている郁を見かねて奈津子が口を挟んだ。

「旦那さん忙しいんだ?」
「ホントに仕事かどうかわかんないけどねぇ、一応そういう事になってる。」

真由美はそう言って、躊躇せずに一気にワインを呑みほした。
その仕草の全てが荒れ果てており、家庭内に何かあるのだろうか?という想像を嫌でもしてしまう。
先ほど奈津子と二人でしていた会話が嘘のように郁の周りだけ空気が重くなった。

「笠原が今や人妻なんてねー。」
「あー、うん。自分でもビックリしてる。」

真由美のうすら笑いは気になったが、とりあえず話を合わせておいた。
隣から奈津子が”ラブラブだよね~”と何とかこの空気を変えよう言ってくれる。

「ラブラブなんて今だけよ、そのうち旦那となんかキスもしなくなるんだから。」
「えっ!?」
「ちょっと、真由美っ!!酔ってんの!?」

これにはさすがの奈津子も顔色を変えた。
冗談っぽく軽い口調だったら良かったのだが、真由美のそれは投げやりで冗談に見えない。
場の空気など完全に無視している口調だった。
”じゃーあたし、幹事だから会計行かないと”と前言の撤回もせずに立ち去った。

「ごめん、私の発言がさらに悪化させたわ。」
奈津子がすまなそうな顔をして謝るので首を振った。

「気にしてないよ、平気。」
とても平気そうに見えないであろう顔をして、精一杯の笑顔で答えた。






部屋の鍵を開けると先に郁を中に入れて鍵を掛けた。
ガチャンと大袈裟な音が響いて扉がロックされる。
真っ先にテーブル上のおつまみの残りを物色しているので、
キッチン脇に置いてあった豚の角煮を出して見せた。

「うわっ!これ篤さんが作ったの!?」
「初めて作ったから何かがいま一つなんだが・・・。」
「食べたい!」
「まだ食えるのか?」
「うん・・・実はあんまり食べれてないんだ。」

箸を取り出し二人分並べると、座るなり俺の作った角煮を突いた。
一口で頬張り途端に嬉しそうな顔をする-----郁としては合格点なのだろう。
うんうん、と頷いて”篤さんの味だ”と喜んだ。

「そうか。」
「にしても、おつまみばっかりだね。」

クラッカーに乗せたブルーチーズやカマンベール、その上に更に生ハムをのせた物、
アボガドにエビとトマトをのせた物、クリームチーズとスモークサーモンをのせた物・・・
ひとつひとつ確認しながら食べていく様を冷蔵庫から取り出したビールを飲みながら眺めた。
もう飲まないだろうと判断して、郁にはミネラルウォーターを渡した。

「あーーーーやっぱブルーチーズは駄目だぁぁ。」

鼻を摘まんで”臭い臭い”と苦しんでいる。
前にも一度食べて駄目だと叫んでいたけれど、どうもあの味の旨さというのが知りたいらしい。
二度目の挑戦はまたしても郁の完敗だった。

「ワインも飲まずに食うからだ。」
「だってあたしあんまり飲めないし、飲まなくてもおつまみは好きだし食べれるもん。」
「俺なんかあれだ、小牧が来たから二人でビール飲んで乾杯して白ワイン飲んでアボガド食べて
チーズ食べながら赤ワイン飲んで、最後は角煮で日本酒で・・・今日はつまみしか食ってないな。」
「えー。小牧教官、毬江ちゃんと一緒じゃなかったのー?」
「試験期間だそうだ。」

郁は”あ、そっか”と納得してまたひと口角煮を頬張った。
もぐもぐ楽しそうに食べる姿にホっとする。
楽しかっただろうと想像していただけに帰って来た時の落ち込んだ様な顔は見ていて辛かった。

「友達と何かあったのか?」
「・・・無い・・・よ?」
「そんな思いきり何かありました的な顔をしてそんな事言って、俺が納得すると思うのか?」
「・・・思わない。」

シュンと小さくなった郁を見て少し罪悪感を感じる。
楽しそうに食べ始めたのだから放っておいても良かったのかも知れない・・・・。

「篤さん・・・。」
「ん?」
「あたしたち、そのうちキスもしなくなるんですかね?」
「・・・友達にそんな事を言われたのか?」

俺の問いにワンテンポ遅れ気味で郁が頷いた。
それを皮切りにポツポツと飲み会の話をし始めたので、最後まで黙って聞き役に回った。

「高校の時の友達に言われたんじゃなければこんな気持ちにはならないと思うんだけど、
 吐き捨てるように言った真由美の言葉は悲しかったし、真由美自身の事を思うともっと落ち込んじゃって・・・。」

今にも泣き出しそうな顔をしたので慌てて椅子を近付けた。
よく顔が見えるようにテーブルの反対側に座る郁の方へ体を乗り出す。

「その友達の家庭の事情は当人同士にしかわからんが、そんな夫婦だけじゃないと思うぞ?
 それにだ、例え夫婦の間にそういった行為がないとしても仲良く暮らしてる夫婦は沢山いるだろうし
 まぁ、俺達は・・・・俺はお前と触れ合わなくなるなんて考えた事もないけどな。」

最後の方は照れくさくなって顔をそむけながら言った。
黙って聞いていた郁が鼻をグズグズ鳴らしたのでチラリと横目で見ると案の定泣いている。
手を伸ばして頭を撫でたらさらに号泣した。

「好きな人が・・・篤さんでっ・・・旦那さんでよかったっ・・・うっ・・。」
「あぁ、俺も奥さんが郁で良かったと思ってるぞ?」

テーブルにうつ伏せて唸りながら泣いてる郁が頭を上下に振った。
あの状態で頭を振って泣いて・・・さぞすごい顔になってるんだろうなぁと・・・
そんな事を考えたら、この状況がとても微笑ましく思えてくる。

「いっぱい・・・いっぱいキスして下さいね?」

”あぁ、”と言いかけて顔を上げた郁の顔が想像以上で噴き出してしまった。
それを見た郁が途端に怒った表情を浮かべる。

「酷いっ!!人が一生懸命話してるのに笑うなんてっ!!」
「だってお前、すごい顔して・・・っぶっ・・・」
「もーーーーーーーー!大っきらい!」
「あれさっき好きって言ってなかったか?」
「意地悪ーーーーーーっ!!!」

大声を張り上げたので咄嗟に口元を塞いで”静かにしろっ”と言った。
その間も涙が郁の顔と俺の手の間に流れる。

「笑ってごめん、悪かった。」
「うううううぁぁううぁぁ。」

変な唸り声を上げたので口元から手を離すとティッシュで顔をしきりに拭きだした。
ゴシゴシ擦りすぎて顔が赤くなり始めたので洗面所で濡らしてきたタオルで郁の顔を拭く。

「んな擦るな、せっかく可愛い顔してんのに勿体ないぞ?」
「か・・・わいい?」
「あぁ、キスしたいぐらい可愛い。」
「・・・      。」
「ん?」
「して下さい。」

一度抱きしめてから、そっと唇を重ねた。ぎゅうっと背中を握る手が痛い。
そんなに掴まなくても俺は逃げないぞ?
小さな郁の頭を胸の中で抱きながら言うと、小さい声でまた泣きだした。

「泣き虫だなぁ・・・俺の奥さんは。」
「ごめんなさいっ。」

唸るような声が胸元から聞こえる。
抱き上げるようにしながら椅子から立たせて両手で顔を挟んで言った。

「よし。久しぶりに一緒に風呂でも入るか?」
「へっ?でも二人で入るには狭いですよ?」
「構わん、入るぞ。」

了解など取らずとも風呂へと連行する。
抵抗する素振りを見せつつも結局は付いてくる事を俺は知っている。

洗面所と風呂の入り口である扉を開けながら郁の方を向いた。

「何年経ってもキスもするし風呂も入るし一緒に寝るぞ?」
「はいっ!!」
「よしっ。良い返事だ。」

郁の頭をこれでもかというほどグリグリ撫でながら言った。






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MIZUKIさん!微糖ではないですよ!!
すごい甘いですぞ~~~~~!!
ありがとうございます!!嬉しい♪

キスをしないなんて無縁に感じる夫婦ですよね!!
いいなぁ~ラブラブさん

SSを頂いてすぐに載せなけば!っと思ってたのですが…
ずっと独り占めしてました!! ごめんなさい(><
でも幸せでした♪うふふふ~

堂郁の甘いSS!
ありがとうございます!!!
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