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頂き物です!!(宝物とも言う 38

カイヤナイト*藍晶石* 

                        紗乃 様より
 素敵な!!SSを頂きました!!
 ありがとうございます♪

  幸福の花のたね様に贈呈したアイコンを見て
  浮かんだSSだそうです♪
  ありがたや~~~(>人<) (拝んでみるw
 
            iku+dou-61.gif
            ※↑紗乃さん以外は
              お持ち帰り禁止です。



 ↓皆様!!どうぞ!!


堂上はリビングに広がった情景に目眩を覚えた。


    It cares. 


「ねぇ~、柴崎。本当にコレで篤さん癒されるかな?」
お昼時を過ぎた食堂の一角で、親友から問い掛けられた内容と、
目の前に出されたブツを見て、さすがの柴崎も一瞬黙る。
「コレは誰から貰ったの?」
「静佳さん。『絶対大丈夫!』って言われたんだけど」
「・・・・・・そう」
柴崎は目の前で、自分の返答を大人しく待つ親友の表情を見ながら
『堂上一正ご苦労様です。』と内心苦笑いした。

本日3泊4日の出張に出ていた旦那様がようやく帰ってくると
目の前の親友は浮かれ気味だ。
「普通で良いんじゃないの?」
柴崎の折角のアドバイスも、郁には不満そうだ。
「ええ~、でもいつも同じじゃ篤さんも飽きるんじゃないかな?」
それは絶対ない!と柴崎は断言出来る。
目の前にいる親友、堂上郁の夫である堂上篤の
新妻への溺愛ぶりは伊達じゃない。
世の中には釣った魚に餌をやらない夫が多い中、親友の夫は
『公』は厳しい上官を(一応)保っているが、
『私』での甘やかしぶりは凄いの一言だ。
大事に大事にしていた【お姫様】をようやく手に入れたとばかりに
構い倒す溺愛ぶりはいっそ見ていて清清しい!
出張のたびに寂しい思いをさせないようにとモーニングコールから
始まり、休憩時間、夜のお休みまで忙しい最中のこまめな電話や
メールの数々。
本来なら4泊5日の出張だったはずも、
相手に詰め寄り1泊減らす始末。
そんな夫の過剰な愛情を一身に受けている新妻に、
その自覚はない。

自覚がないからこそ、こちらも夫への愛情を駄々漏れにしている。
疲れて帰ってくる旦那様を労わるにはどうしたら良いか?と、
いつもいつも自分で考える以外に、周りに聞いて周る始末。
そしてそんな美味しい状態を放置するような、
特殊部隊の先輩方ではない。
毎回『堂上が喜ぶぞ』の一言を真に受け、
試行錯誤の日々を送っている。
聞いている分には、美味しい状態なのか、
頭痛ものの状態なのか悩むところだが、
最終的には妻に甘い夫が全て受け入れてしまっているから
始末に置けない。
今回に限っては、『堂上静佳』嬢に相談とは、
堂上一正が聞いた日には目眩を起こす事この上ない状態だろう。

だが、所詮他人事だ。
「ま、頑張んなさい」
「うん!」
にこやかに柴崎が激励を述べると、郁は元気に肯き、
丁度掛かってきたラブコールを受け取るべく、食堂を後にした。
その後姿を眺めながら、柴崎はぽつりと呟いた。
「なんか・・・・
 今のあの子の行動見てると思い出す事があるんですよね」
「・・・・・・・・・ぐ、偶然だね・・・・俺もだよ」
柴崎の言葉に答えるように、途切れ途切れに返答が返ってきた。
郁は気付いていなかったようだが、すぐ側にもう一人の上官と
同期がいたのだが、上官に至っては声こそ上げてはいないが、
上戸になりすぎて息も絶え絶えとなっており、
同期は聞かなきゃ良かったと思っているのがバレバレだ。
「アレはアレだよね」
「そうですね。アレですね」
にっこり微笑む二人の言葉に、手塚は頭を押えた。



   *****



「おかえりなさい!篤さん!」
強行軍で帰宅した堂上を待っていたのは愛しい新妻のお出迎えだが
その格好に、堂上の眉間にシワがよる。
「なんて格好をしているんだ!お前は!」
「ええ~?やっぱり似合いませんか?」
くるりと目の前で回る新妻の格好は白のナース服。
良くある普通の型で、惜しむらくは裾はすこし短い所だ。
そもそも似合う似合わない以前の問題なのだが、
当人はあまり気にしていないらしい。
囮捜査の悪影響か、肌の露出が少なければ平気になってしまった。
毎回出張帰りのお出迎えは、頭痛モノな場合が多く、
今回もその例にもれないらしい。
どうせ着るなら、某エプロン姿とか、一緒にお風呂に入ってくれる方が
堂上的には嬉しいのに「それは嫌だ!」と新妻は騒ぐ。
だったらそのコスプレはどうなのか?と思うが本人の中での問題で
今現在も一緒のお風呂には入れていない。

iku+dou_3.gif
「おかしいな?この服なら胸がなくてもこれその物でOKだって
 静佳さん言ってくれたのに」
首をかしげながら呟いた郁の一言に堂上は目を見開く。
「ちょっと待て!郁!静佳だって?!」
「え?うん。これ静佳さんから貰ったの。
 義母さんが昔着てた物なんだって」
ひらりと広がる服は、確かに昔風で、でもだからこそシンプルな
デザインは細身の郁によく似合っていた。
どうりで見た事があると思った。
じゃ、なく!
先輩方だけで飽き足らず、よりにもよって静佳に相談しただと!
その上、あの母親のお下がりという事は、
親にまで話は言っていると言う事か?!
自分不在時の郁の迷走範囲(被害)の拡大を自覚し、
堂上は目眩を起こしそうだった。
実家に帰ったら何を言われるか。
それどころか、あの問題児(静佳)になんて情報を明け渡すのか!
柴崎よりタチが悪い。
しばらく実家に近寄るものか!と堂上は固く決意する。

「篤さん、嫌だった?」
喜んで貰えると信じていたらしい新妻が、しょぼくれた表情を見せる。
少しでも堂上が喜ぶならば、としてくれる行動はともかく、
その心遣いは本当に嬉しい。
「郁、嫌じゃないが、俺は格好よりも出迎えてくれるだけで嬉しいぞ」
「それは当たり前の事じゃないですか!労いになりません!」
郁の何気ない言葉に堂上は笑みが浮かぶ。
出迎えるのは当たり前。
そんな妻が本当に愛おしい。
そっと郁を抱き締め、その耳元で「ありがとう」と囁くと、
郁の方も満面の笑みを返してきた。
小さく口付けを重ねていると、郁が身動きをしてきた。
しぶしぶ離すと、郁が真っ赤になりながら呟く。
「ま、まだご飯も食べてないじゃないですか!
 お風呂も!こ、これ以上は、そ・・・・その後で・・・」
初々しい新妻のその姿に堂上の中で何かが

「ぶつり」

と切れた。



   *****




『主人に構って欲しくて、留守中に部屋をメチャクチャにする飼い犬』

柴崎と小牧が揃って口にした言葉に手塚は頭痛を覚えた。
言いえて妙だが、何処と無く納得してしまう自分も嫌だ。

郁が部屋をごっちゃにする訳ではない。
ただ、構って貰うために主人の気を引く行動をする事。
を言っているのだろう。
叱ってもらう事も自分に興味を向けてもらう事だ。
労いという名の夫の側にいたいために、
郁は斜めに走った行動をしている。

そして、
メチャクチャになった部屋の片付けは飼い主の仕事だ。
この場合、
郁が相談しまくった事による冷やかしは全て堂上へと向かう。

だがそれさえも、夫婦の睦言の一種になるのだろうか?

新婚家庭が駄々漏れの上司&同期夫婦も困るが
その夫婦を構うもう一人の上司と同期の姿に
手塚は静かな時間が欲しいと密かに願ったのは言うまでもない。


fin





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 郁ちゃんがいじらしくて可愛い~~♪
 堂上でなくても堪りませんね。

 切れた後が少々気になりますがw
 自分だけではないはず!!・・・そうですよね~?皆様!!


 紗乃さん!!
 ありがとうございます!!
 
 拍手は 紗乃さん に!        
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iku+dou_3.gif
 ※↑このアイコンはお持ち帰り禁止です。 
  SSを読ませて頂いた後、無性に作りたくなり
  気が付いたら作ってました~あは<(^^;
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