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頂き物です!!(宝物とも言う 37

今日の次は明日。ayarrow 様より
 素敵な!!SSを頂きました!!
 ありがとうございます♪

 節分でのSSです~~!!
 約一名がかわいそうなことに~~~!!
 

             dou+koma+tedu-11.gif
            ※↑このアイコンはayarrowさんに
              贈呈なのでayarrowさん以外は
              お持ち帰り禁止です。

   
  ↓皆様!!どうぞ!! 

□節分

「業務部って大変そうだよね、毎月」
柴崎が持ち帰ってきたイベント企画表に目を通し、心が大してこもってないのがまるわかりの口調で投げ掛ける。
部屋着に着替えコタツに入り直した柴崎はあんたねぇ、と呆れた様子で郁を見た。
「この企画、別に業務部だけのものじゃないから。他人事のように仰いますけど」
「えっなんで?!図書館の利用者向けイベントは業務部の管轄でしょ?」
「残念でした!このイベントは業務部の一部が関東圏館外研修で不在の期間に行われるの。当然、特殊部隊も参加せざるをえないでしょぉねぇ」
「なんかさあ、それって鬼が誰か一応聞いてもいい?」
コタツの上で冷えきったミカンに手を伸ばし、なるたけ平静に聞いてみた。
聞かなくてもわかる気がするけど聞いておきたいのは悪あがきなのかもしれない。
「業務部は進行とかあるから、特殊部隊がなるのが妥当よね」
まるで自分が決めたかのように柴崎はさらりと言い……いや、実際決めたのだ、この女はきっと。
郁はミカンを一粒口に入れると、ごく小さく呟いた。
「……鬼に相応しいのがここにいるじゃん」
「何か言ったかしら?」
「なんにもー」
とぼけたふりでミカンをまた一粒頬張った。




「ちょっと待ってください、鬼!なんでアフロかぶんなきゃいけないんですか?!」
鬼役は特殊部隊から数人選ばれることになっていたが郁は一応、女ということで今回は免除だ。
一応、という部分をやたら強調されたのは引っ掛かるがあんなアフロかぶせられるぐらいなら一応でもなんでも有り難い。
結局、というかいつも通りと言えばいいのか鬼は三名が選出されその三名とはもちろん堂上班の三人だった。
堂上と小牧は潔く……諦めが身についていると言い換えてもいい……鬼の衣装を受け取ったが手塚は最後まで抵抗していた。
「手塚、諦めなよ、上官が二人も同じ格好を晒そうっていうんだからお供しないとー」
「てっめぇ……笠原、お前が言うか?!その口で!お前なんか……」
手塚が怒りかはたまた羞恥のためか声を震わせ郁をジロリと睨みつける。
鬼の形相とはこういう顔を言うのかな、とは口に出せないので郁はなんとか飲み込んだ。

dou+koma+tedu-13.gif
「手塚、早く着替えないと間に合わんぞ」
「どうせ走って逃げ回っていたら自分の格好なんて忘れるさ。ま、それでも一応恥は捨てたくないから、俺は黒にさせてもらったけどね」
確かに黒は一番無難な色に見える。
手塚が郁に噛み付いている間に堂上と小牧は好きな色を選び取っていた。
残る色は……緑だ。
「あっ!不公平です!ここは公平にじゃんけんでも……」
「遅い遅い、俺と堂上はもうじゃんけんしたんだよ。手塚が笠原さんに足止めされている間にね」
ウインクしてみせた小牧は次第に上戸に入り止まらなくなった。
堂上は小牧があまりに遠慮なく笑うので横から小牧を窘めている。
しかしその堂上も笑いを堪え切れてはおらず、結局二人して爆笑だ。
「手塚、緑って!あっははは、手塚ブーって名乗ってよ!」
「だ、誰が!ありえません!」
「諦めろ、手塚。新人なんて何でも経験してこそ成長するもんだろうが」
もっともらしい堂上の言い分も笑いながらでは効果も半減である。
あーあ、手塚もこれはトラウマかな。
郁はすっかり黙りこくる手塚を見て肩を竦めた。


dou+koma+tedu-12_0.gif
結局やたら足速い鬼の襲来に子ども達は歓声を上げながら豆をばらまき、大量に用意していた豆が足りなくなるほどイベントは盛り上がった。
人気はやたら恐い顔した緑の手塚鬼。
恐怖心が打ち消されるほど子どもを興奮させ、そして一番標的になった今日の立役者だ。
「良かったよー鬼。来年もやれば?」
「人に薦めるなら笠原がやればいいだろ」
すっかりふて腐れた手塚は緑のアフロを空になった豆の段ボールに投げつけるとコートで衣装をすっかり隠しロッカーへと走り去った。




「柴崎の狙いはなんだったわけ?」
「別に。なんにも狙ってなんかいないわよ、人聞きの悪い」
「だってやたら写真撮ってたじゃん」
郁は会場整理をしながら見ていた。
カメラマン役のスタッフにあれこれ指示を与え撮影を仕切っていた柴崎の後ろ姿を。
館内に掲示する広報紙作りかもしれないが、そのわりに子どもを撮る様子が極端に少なかった。
「ちゃんと見てたんだよ?」
「あんたにしちゃ真面目にやったのね」

「からかわないでさあ、柴崎は何してたの」
「あの手塚がこんなお茶目な格好晒すなんてもう二度とないかもしれないのよ?同期に売れるかなって」
さらりと言ってのける柴崎に郁は開いた口が塞がらない。
この女、やっぱり鬼だ。
「あ、あんたにはコ・レ」
「あたし?」
手塚の写真なんていらない……と手にした写真を見て盛大に吹き出した。
堂上のアフロ鬼がフレーム一杯に写っている。
顔は真面目だが、その顔が殊更にそのふざけた格好を強調しておりとても直視できない。
「こっこれっどんだけ真面目に馬鹿やってるんですかーっ堂上教官!!」
笑いの収まらない郁は翌日、堂上を目の前にまたも盛大に吹き出しこってり搾られる羽目になったのだった。


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 ジャンケンする前に何も言わない鬼が二人!!
 不公平だよね~手塚ブーw
 哀れな手塚の写真をとるのは忘れないのね!柴崎♪
 自分もアフロ鬼の写真が見たいよ~~!!!
 もちろん三人の!!

 ネタを頂いたドリフのカミナリ様!
 作ってみましたが・・・
 アフロをつけたら誰かわからん・・・・申し訳ないですorz
   
 ayarrowさん
 ありがとうございます!!!

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