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頂き物です!!(宝物とも言う 28

Heartland 屋根裏 様より
 素敵なSS頂きました!!!
 ありがとうございます!!!

 サンタアイコン達を見て一本SSが書けそうだわっと
 言って下さったので!!
 書いてくださ~~い!!っとお願いしちゃいました。
 言ってみるものですねw
 
 
            dou-30.gif
           ※↑このアイコンは屋根裏さんに
              贈呈なので屋根裏さん以外は
              お持ち帰り禁止です。



 ↓皆様!!どうぞ!!

□聖夜狂詩曲
 -クリスマス・ラプソディー




             iku-30.gif

「教官、これならいいですか?」
「ん、まぁ、いいだろう(さっきのと比べれば)」

 いつものように悪ノリをした玄田の指示によって、タスクフォース+柴崎はサンタコスプレをする事になった。(柴崎が加わったのは、郁だけでは花が足りないとかそう言った理由だろう、おそらく)
 こういう時のタスクフォースは、何時にも増して連携が取れている。

(全くあのバカ騒ぎ好きの、困った人達は…)

 半ば巻き込まれるような形で、強制参加となった堂上は人知れず溜息を付くのだった。




 少し時間は遡って。

             iku-28.gif

 そう言う事になって、郁が着替えたサンタ服は普通に上衣にズボンのサンタ服で。その余りの色気の無さに、ちょっと残念に思った。
 それがうっかり顔に出てしまっていたのだろうか。



             iku-29.gif

 郁はしばらく堂上の顔を見ていたが何を思ったのか、自分の履いていたズボンを景気よく脱いだのだから溜まらない。

「ズボンを脱げばミニみたいですよ!」
「アホか、貴様!そんな格好してどうしようってんだ!」

 勢いよく怒鳴った所で、ミニよりも短い上着の丈からすらりとした足が覗く。しかも生足。
 堂上の血圧が一気に上がる。

「早く着替えてこい!!!!!!」
「はいっ!!」
 
 慌てて更衣室に駆け込む後ろ姿を確認してから、はーっと大きな溜息を付いた。

 頼むから、そんな刺激的な格好を他の輩に見せてくれるな…。

 がっくりと項垂れる堂上はそのまま壁に懐きたい気分一杯だった。




「それで?これからどうするんです??」
「さぁ、詳しくは聞いてないが…運動場のトラックの方に集まれって事だったな」

 すっかり疲れた顔の堂上が、郁を伴って外へ出ると



          shiba-17.gifoga_07.gifshin_08.gif

「「「遅い」」」
「えっ?!」
「一体これは…!」

 そこにはサンタの姿をした面々がずらりと待ちかまえていた。

「堂上はこっちだ」
「……は?」



           tedu-28.gifkoma-20.gifgen-14_0.gif

 声のした方を見てみると、今度はトナカイに扮した面々が、トナカイの着ぐるみを持って立っていた。

「…もしかして、それは」
「勿論お前の分に決まっとる」

 恐る恐る聞いた堂上に、玄田は当たり前だと言わんばかりに答えた。

「今日は児童室のイベントだって聞いてたんですけど、違うんですか?」
「まぁ、イベントと言えなくもないが…」

 渋々着替えに行った堂上の代わりに郁が訊ねると、緒形が歯切れ悪く答えた。

「イベントをかねた訓練だ!」

 玄田が胸を張って答えた。

(訓練って…!しかもこんな格好迄するって事は……)

 全員の顔にいやーな予感がよぎる、そしてそれは多分外れていない。

「トナカイ一頭立てのソリレースだ!」

 余りにもアレでソレな宣言に、そこにいる全員が固まった。

「何でそれでコスプレまでする意味があるんですか?普通に訓練すれば済む事じゃないですか!!」
「気分だ!」

 いち早くフリーズから溶けた堂上が吠えると、玄田はあっさりと言い放った。
 もうこうなっては誰にも止められない。誰もがそう思ってしぶしぶとレースの準備を始めた。

「何だ、みんなそんなしけた面して…、一位を取った奴には今月と来月好きな日に公休取らしてやるぞー」

 何?好きな日に公休取らせてくれるだ?!

 玄田の呟きに為俄然みんなヤル気を見せた。それはそうだ、12月から忙殺されるのが分かっているのだから、好きな日に公休を取れるというのは大きい。
 イベントが多いこの時期は尚更だろう、恋人がいれば特に。





             dou-28.gif

「さ、教官行きますよ!!」
「……チョットマテ」
「はい、何ですか?」

 郁は走る気満々で、既に手綱を掴んで準備万端だ。

「何でお前が走るんだ、走るのはトナカイだろうが!!」
「え?でも中距離までならあたしの方が早いし!」
「そー言う問題じゃない!!!」
「えー!」
「えーでもない!!」

             tedu-29.gif

「そうよ、笠原~、ちゃんとトナカイに走ってもらわないと。こんな風にっ!!」

 ピシッピシッ!!

 柴崎の操る鞭が空を切る。
 トナカイの手塚はもう既に涙目だ。

(女王様…)
(女王様だな)
(うん、女王様だ)

 と、皆がこっそり思ったのは内緒である。

「そうだ、隊長!隊長が走るんじゃハンデないといくら何でも勝てませんよ!一人で走るんじゃないんだから体力じゃ敵いません」
「そうですよ!」

 足では玄田に勝てるとは思うものの、ソリを引くとなると瞬発力だけでは敵わない。公休が懸かっているだけあって、みんなの目の色が違ってきていた。




             gen-15_0.gif

「仕方がねーなー、じゃぁ、これでいいだろう?」

 玄田のソリには緒形と進藤が乗り込んだ。まぁ、これでトントンと言った所か。

「そう言えば、小牧はどうした?姿が見えないようだが?」
「あ、そう言えばそうですね、どうしたんでしょう?」

「お待たせ」


              koma-21.gif

 何時の間にいなくなっていた小牧が姿を見せた。しかもその手には毬江を抱いている(勿論お姫様抱っこという奴だ)。

「緒形副隊長も進藤一正も隊長のそりに乗るんじゃ、俺のそりに乗る人がいなくなっちゃうじゃない?だから」

 しっかり毬江にもサンタコスさせて連れてきている辺り、流石と言うか何と言うか…。
 
「…こ、小牧さん、恥ずかしいから降ろして…」

 みんな見てます…、と小さく呟く毬江の顔はもう真っ赤だ。

「だーめ、降ろさないよ」
「小牧さん……」

 あまりのラブラブっぷりに、みんなあてられてしまってなし崩し的に「トナカイ一頭立てソリレース」は中止になった。






「あーあ、隊長に勝って公休もぎ取りたかったのに~~」
「…お前本当に勝つ気でいたのか」
「当たり前じゃないですか?!やるからには勝たないと!」
「あー、はいはい、分かった分かった」

 気のない堂上の返事に、郁がぷうっと頬を膨らました。

「…でもちょっと羨ましかったな」
「は?」

 羨ましがるような事は何もなかった筈だが…と、堂上が頭を捻った所で、「分からないんですか?」と言いながらも郁が恥ずかしそうに答えを教えてくれた。

「毬江ちゃん、お姫様抱っこされてていいなって。あたしじゃ、ちょっと無理があるから…」
「無理って事はないだろう?」

 堂上はむっとした。
 そんな、好きな女の一人や二人抱き上げられなくて、何が男か。(しかも長く戦闘職種に就いているのに、だ)

「いや、だって、あたし背でかいし、そんな姫抱きなんてキャラじゃないし!」

 ずい、と近付いてきた恋人の顔をした上司に、郁は僅かに後退った。
 
「ちょっ!待って…きゃあっ!」
「顔の側で、叫ぶなアホウが」

 堂上は郁をひょいと抱き上げると、そのまま歩き出そうとした。



             iku+dou-40.gif

「これで満足か?」
「はい!笠原大満足です!だからっ」

 真っ赤な顔をした郁が腕の中で暴れる。勿論そんな事で落としたりするような柔な男は、ここには居ない訳で。

「…このまま寮まで運んでやろうか」

 そんなとんでもない事を言いながら、ニヤリと笑った恋人を睨み付けるしか出来ない郁なのであった。



end

208.12.11

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 玄田隊長がどんな無茶振りするかと思ったら!!
 トナカイレースですか!!
 あははは!!サイコー!!
 
 小牧はどうするのかと思ってたのですが・・・(ソリがないので
 いやもう!ご馳走様です♪
 あんなラブラブなの見てたらやる気なくすよねw

 屋根裏さん
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