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頂き物です!!(宝物とも言う 16

今日の次は明日。ayarrow 様より
 素敵な!!SSを頂きました!!
 ありがとうございます♪

 主人公はて・づ・か♪
 うふふふ~素敵ですよ~~!!
 

             tedu-22.gif
            ※↑このアイコンはayarrowさんに
              贈呈なのでayarrowさん以外は
              お持ち帰り禁止です。


 ↓皆様!!どうぞ!!
鮮やかな緑色をした芝生が広がるその28メートル先、唯一つ置かれた霞的を見据える。
誰もいない道場で手塚は弓道衣を身に纏い立っていた。

立てかけてあった人より2寸長い弓と少し使い古した矢をそれぞれの手に取ると、的の正面に立った。
一つ深呼吸をした後、一歩前に進み揖(軽いお辞儀)をする。
射位に立つと背筋を伸ばし、弓を構え矢を番えた。
麻で出来た細い弦を見て流れるように的を見る。
するとさっきまで近くに見えた的が急に遠ざかったように見えた。

いつもそうだった。
的の前に立った時の感覚に手塚はいつも不安を覚える。
これまで何千と引いてきた通りに体を開いて切れよく離れればいい。
そう頭ではわかっているのに、もしかしたら今日は、という思いが過ぎるのだ。
それはきっと一番になることの出来なかった、いつかの団体戦が脳裏に焼きついているからに違いなかった。





接戦の中、同中となった対戦相手と射詰め(どちらかが外すまで射ること)競射となり
手塚はそれまでと変わらず引いたつもりだった。
しかし放たれた矢は的の枠にはじかれ、試合はそこで終わりを告げた。

仲間は手塚の肩を叩きながら、「お前がいたから、ここまで来れたよ。」と話しかけたりした。
でも手塚にとってはそんな慰めよりも、負けた事実が大きかった。

それからは自分にさらに厳しくなった。
集中力をいかに切らさず保つ事、常に同一の射型を崩さず引ききる事。
何事も極めなければ、負けてしまう…
頭にかすめた懐かしいのに決して触れたくはないその人を手塚は振り払うように鍛錬に没頭した。


その負けないという気持ちは図書隊に入った今も変わらない…はずだった。
あいつに出会うまでは。
-笠原 郁。
良化隊の襲撃を受けた時に、あいつが俺に投げつけた言葉。
「あんたは何でも自分が一番じゃなきゃ気が済まないわけ?!」
そういうことじゃない、そうじゃなくて…
その時、自分がいかに頑なになっていたかを気付かされた。


笠原の言葉を反芻する。
一番とか、誰に対しても優位に立ちたいとかそんなちゃちな願望じゃない。
俺は俺達家族を裏切ったあいつに負けたくないだけだ。
でも、それはもしかすると一番ちゃちな意地なのかもしれない。

手塚はそれから郁のことを少しだけ認めることにした。
認めた事を撤回したくなるような事件を起こす時もあるが
周りは郁を支え、そして自分もいつの間にか支えたり支えられている。
それは思っていたよりも心地のよいものだった。





頭上に構えた弓矢を息を吸いながら、その手応えを確かめるように引き分ける。
弓の向こうに見える小さな的は最早、手塚の意識にはなく無心のまま矢を放つ。

パァーンと乾いた音が射場に響き、手塚はその余韻に浸った。


---------------------------------------------------------

昔からそんな時から自分に厳しくしてたのね。
今はいい同期と巡り合えてよかったな!!
って言うか!!弓を引く手塚がカッコイイ!!男前!!
いつも可哀想な事をしているから新鮮だw

ayarrowさん
ありがとうございます!!!

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